企業理念

試験問題を創るということ

 光栄義塾」の20年にわたる、入試問題作成の業務において、大学内で入試問題に携わる多くの教員の方々の声を耳にしてきました。
 自分の専門分野の研究・教授活動をしながら、毎年『入学試験問題』を作成するのは時間的にも労力の点でも大変負担になる今の高校生がどのような勉強をしているのかよく分からないので、高校の教科書に目を通さなければならなかった大学入試の現状について詳しく知らないので、自分が大学を受験した時の問題を思い浮かべて作成するしかなかった」等々、入試問題の作成が、大変ご負担になっていることがよく分かりました。
 文部科学省の「自分の学校の入試問題は学内でつくるべき」という基本方針は至極当然のことだと思います。しかし、例えば理科系や芸術系の大学で「国語」の入学試験を出題する必要がある場合、学内に国語の問題を作れる方がおられないという事もあり得ます。また、学内に数学専門の教授がおられても、今の高校生が勉強している「数学」がどのようなものなのかご存じないという事もあり得ます。
 私どもは、大学入試問題を長年にわたり研究し、模擬試験を作成して来た、いわば専門家集団です。その経験と技術を生かして、貴校のお役に立ちたいと心から願っております。
 お手伝いをさせていただく」という気持ち忘れずに、お互いに感謝し合える関係を長年にわたり構築していくことを「企業理念」といたしております。